香りと脳の密接な関係を仕事やプライベートに活用する

香り

ある香りをかいだ時に抱く感情は、人によって異なります。
それは香りと脳が密接に関わっているからです。
同じ香りでも、その香りが好きな人もいればそうではない人もいます。

こうした感覚の違いは同じ食べ物でも美味しいと感じる人、そうではない人の違い、つまり味覚の違いと同じです。
あるいは同じものを見ても、それを美しいと感じる人とそうではない人の違い、つまり視覚の違いもそうです。

人間だけでなく、動物も含め、みな異なる感覚、感性を持っています。

本能の感覚

香りは人の記憶に鮮烈に残りやすい感覚です。
なぜなら嗅覚は、脳内の本能的な行動や感情を司る場所に、ダイレクトに働きかける感覚だからです。
本能に直結する感覚ともいえるでしょう。

それが好みの香りならその対象物に好意を抱き、逆に嫌な匂いなら拒否しようとします。
こうした感覚は人間としてごく当たり前に備わっていますが、しかし非常に重要な感覚です。

人間の場合、香水という人工的なアイテムによって香りをコントロールすることができます。
好みの香りがする人には好意を抱き、逆に嫌な匂いだと好意は抱きづらくなります。
不思議なもので、たとえその人がどんな人なのか、仮に内面的にも外見的にも分からないとしても、香りや匂いによって好き嫌いの判断が出来てしまいます。もちろん、最終的にはその人の内面的な部分も含めた人間関係が形成されるわけですが、特に初対面の場合には大きな要素の一つとなります。
まさに本能的にその人のことを受け入れられるかどうかを判断しかねない要素とも言えます。

それは動物も同じです。犬や猫は自分の匂いをわざと残すための動きをします。
あるいは敵を威嚇し、遠ざけるためにあえて嫌う匂いを発する動物もいます。それは自分の身を守るために重要なことです。

良くも悪くも、相手に対して与える感情や印象において香り、つまり嗅覚への訴えは重要なのです。

香りによって思い出すこと

洗濯せっけんの香り、料理のにおい、花の香り…それらをきっかけに過去の出来事を思い出すことがあるでしょう。
「プルースト効果」と呼ばれるその現象は、私たちに様々な感情や記憶を思い起させます。
ノスタルジーに浸ることは、気分を上げたり自尊心を高めて、心理的に良い側面があるという分析結果もあります。

私たち人間は過去の経験から物事を判断します。
梅干しを頭に浮かべるだけで「酸っぱい」という味覚を思い出し、自然と口の中に唾が増えるというのは有名な話です。

嗅覚も同様に、例えばカレーの匂いを嗅いだらお腹が空いてくる、というのも香りや匂いが食欲を刺激していると言えます。
これらは日常生活でよくあることですが、人それぞれが持っている独特の香りへの記憶もあります。

ある人気漫画では白梅香という香りに強い記憶を持つ主人公が描かれた物語がありました。
その白梅香の香りが救うこともあれば窮地に追い込むこともありましたが、それほど人の記憶、そして人生に影響を与えることもあります。

もちろんこれは漫画の話ですが、私たちの生活でも言えることです。
桜の香りがすると春を感じたり、磯の香りがすると夏を思い浮かべたり。

仕事でもプライベートでも私たちの感覚は常に働き、記憶や感情を左右します。

好きな香りは本能や感情に依るところがあります。
ロジックで語れるものでもありません。

自分の感覚で好きな香りを楽しみ、毎日を豊かなものにしていきましょう。

あなただけのVanacciを手に入れよう

公式オンラインストアにて好評発売中!

購入はこちら
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


関連記事一覧